地域みらい留学生の3年間の生活を支え、暮らしをつくる「住まいの運営」。
ハウスマスター、行政、学校、地域……。立場が異なるメンバーがチームとして動くとき、一番の鍵となるのは、互いの「言葉の定義」や「目指す景色」が揃っていることです。
本研修は、2名の講師をお迎えし、デンマークの教育機関「フォルケホイスコーレ」の知恵を借りながら、各現場からチーム(2人以上)で参加し、自分たちの寮・組織の「共通言語」を構築するための実践型プログラムです。
なお、本研修では現場での実践と振り返りまでをセットで行うため、参加条件を設けています。お申込みいただく際は、参加条件を必ずご確認ください。お忙しい年度末ではありますが、住まい運営に関わる皆様のご参加をお待ちしております!
【参加条件】
①必ず「2人以上のチーム」でご参加ください
本研修では、現場での実践と振り返りまでをセットで行うため、各組織から2名以上での参加を必須としています。
ペアの例: ハウスマスター2名、ハウスマスターと自治体担当者、寮スタッフと学校担当者 など
②本研修は「全2回」の連続講座です。 一連のプログラムとなっているため、必ず両日とも受講いただける方のみお申し込みください。
やむを得ずご都合が合わない場合は、いずれか1回に限りアーカイブ視聴での受講を可能といたします。2回ともアーカイブ視聴での受講はできませんので、あらかじめご了承ください。
<なぜ「2人以上」が必要なのか?>
自身の寮運営への関わり方を見直し、深い気づきを得るためには、客観的に問い合い、話し合えるパートナーの存在が不可欠です。
今回の研修では以下の3つが重要であるため、複数人での参加をお願いいたします。
A.共通言語をつくる: チームで「目指したい寮の姿」や「大切にしたい行動」を言葉にし、指針をつくることで、現場での迷いを減らします。
B.気づきを深める: 一人では見落としてしまう自身の振る舞いや課題を、対話を通じて可視化します。
C.実践につなげ振り返る: 研修の学びを現場に持ち帰り、チームで振り返るプロセスを経ることで、組織に根付く確かな土台をつくります。
| 対象 | 地域みらい留学生の住まい運営に関わる皆様 例:ハウスマスター、寮スタッフ、自治体担当者、学校担当者など |
| 日時 | 第1回:2026年1月29日(木) 18:30~20:30 第2回:2026年2月25日(水) 15:00~17:00 ※いずれも開催済 |
| アンケート | アーカイブをご視聴の上、よければ下記アンケートにご回答ください。 第1回:https://forms.gle/CHQp2YAL3Pja42Xb8 第2回:https://forms.gle/rxHjcaAxVUhrMfGUA <補足> デンマーク視察に関する回答は、現時点のもので構いません。 「希望する」「検討中」を選択した方へは、後日正式な回答依頼を個別でお送りいたします。 飛行機の予約の都合上、最終締切は5月頃を想定しておりますが、各校で随行の可能性がある方の人数を、3月末頃までに取りまとめておいてもらえたらと思います。 |
| アーカイブ | アーカイブ動画はこちらより視聴ください 第1回:https://youtu.be/OKZsS9YxUdE 第2回:https://youtu.be/UuVgjAvbMSw |
| プログラム内容 | 第1回:「共通言語」をつくる 講師:Momoyo T. Jørgensen(モモヨ・T・ヤーンセン)氏 デンマークの全寮制学校「ノーフュンスホイスコーレ」で副校長を務め、多様な背景を持つ生徒たちが、対話を通じて共に暮らし学ぶ環境を長年つくってきたモモヨさんを講師に迎えます。教育・福祉・人材育成の専門家としての知見をもとに、安心安全な環境のなかで生徒一人ひとりの個性とどう向き合うかを学びます。学んだ内容をもとに、自身のチームのあり方や寮生との接し方を言葉にし、現場で迷いが生じたときの指針となる「共通言語」をつくっていきます。 第2回:現場での実践と振り返り 講師:岡田 勝太 氏 持続可能な生き方を学ぶ「Change Makers’ College」の運営やデンマークとの交流事業を手掛けてきた岡田さんを講師に迎えます。第1回で得た学びを各現場でどのように実践したのかを共有し、振り返りを行います。実践と対話を繰り返すことで、研修での気づきを一過性のものにせず、各組織の運営を長期的に支える確かな土台として定着させていきます。 |
| 申込 | (1月28日申込〆切済) |
講師プロフィール
Momoyo T. Jørgensen(モモヨ・T・ヤーンセン)
1990年にデンマークへ渡る。デンマークで医療・介護支援分野の専門教育を受け、精神社会介護支援分野で職員としての経験、教育実習生の現場教育を担当する指導員としての資格取得後、現場での人材育成を多岐に渡り経験。 2000年からホイスコーレの教員に従事。社会福祉のクラスを担当し日本からの学生にも大きな支持を得る。その後、オーデンセ大学にて教育指導学、心理学、社会学、教育心理学を専攻し専門教員の教員資格を取得。現在はデンマーク王国立 ノーフュンスホイスコーレ(Nordfyns Højskole)の副校長に就任。 直接クラスを受講した人は口を揃えて「これまでで一番理解が深まった」 「これぞデンマークの教育だと体感した」と話す。学校長クラスの日本人就任はデンマーク初。インターナショナル色豊かなノーフュンスホイスコーレは国内外問わず、その取り組みや戦略が斬新なこともあり大きな注目を集めている。現在はデンマークのみならず、ヨーロッパ、アジアと活躍の場を広げており、理念やビジョンなどをベースにした組織作りには定評がある。
岡田 勝太氏
2011年の東日本大震災を機に、陸前高田市にボランティアとして関わり始める。大学3年時には1年間休学して復興支援に専念し、2015年に卒業卒業と同時に移住。NPO法人SETのメンバーとして、地域課題の解決と人材育成を軸に多角的な事業を展開。自身が立ち上げた「Change Maker Study Program」では、外部の学生と地域住民がチームを組んでまちの魅力や課題を見つけ、まちづくりに取り組む一週間の実践型プログラムを実施。一般家庭でのリアルな生活体験を届ける民泊事業を手掛け、2025年度には延べ2,884名の受け入れを達成。300名規模の修学旅行を受け入れるなど、東北地区最大規模の民泊地域へと成長させた。デンマークの教育機関と協業し、地域を舞台に持続可能なライフデザインをテーマにした学校「Change Makers’ College」の運営や、デンマーク視察のコーディネートも手掛けるなど、国際的な視点を取り入れながら、豊かな生き方と地域の新たな可能性を切り拓いている。